中小企業診断士の通信講座はどれがいいの?人気の講座を比較!

中小企業診断士通信講座の比較 中小企業診断士 通信講座
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中小企業診断士の資格取得を目指したら是非とも合格したいものですよね!

自己流の学習計画では、計画どおり学習できたとしても無事合格できるとは限りません。

信頼のおける通信講座を選べば、合格に向かっての学習が用意されているので、目標に向かって頑張ることによって効率的な学習ができます。

貴重な時間をドブに捨てるような使い方は止めませんか!

大手有名予備校が開講する通信講座には、20~30万円程度の高額が講座がある一方、通信講座に特化した会社の通信講座には、10万円以下のリーズナブルな価格で学習できるものもあります。

安いから合格率が悪いというとことでもなく、それぞれ毎年合格者を出しているのも事実です。

以下では、多くの方が取り組めるようリーズナブルな低価格で受講できる人気の中小企業診断士の通信講座にフォーカスして、選び方のポイント毎に分析・評価した結果を比較していきます。

●低価格で受講できる中小企業診断士の通信講座にフォーカス

中小企業診断士通信講座で学習

今回は中小企業診断士の通信講座で、人気となっている次の4社の人気コースを抽出しました。

多くは、1つのコースだけでなく複数のコースから個々の事情に応じて、自分に合ったコースが選べるようになっています。

以下の比較では、初めて中小企業診断士にチャレンジする人向けに、スタンダードと思われるコースを下記のように選んでいます。

・診断士ゼミナール

1次2次試験プレミアムフルコース

・スタディング

1次2次合格コース[2022+2023年度試験対応]
スタンダードコース

・フォーサイト

スピード合格講座
2022年度試験対策(1次・2次試験対策)

・クレアール

1次2次ストレート合格スタンダードコースWEB通信(1次7科目+2次)

●中小企業診断士通信講座を比較するときの評価ポイント

教材が分かり易い

<テキスト>

テキストは図表を多用して分かり易く書かれていることが基本ですが、ある研究ではモノクロ画像よりもカラー画像の方が記憶に残る量が多いとのことで、フルカラーのテキストもできています。

フルカラ―テキストを採用しているところは、レボの診断士ゼミナールとフォーサイトです。

診断士ゼミナールのカラーテキスト
(診断士ゼミナールのカラーテキスト)

スタディング、クレアールは、モノクロのテキストです。

また、診断士ゼミナールとスタディングは冊子によるテキストが付いていなく、オプションとなっています。

冊子のテキストが欲しい方は、診断士ゼミナールの場合は20,350円(税込み)、スタディングの場合は学習マップ付きで15,180円(税込み)追加費用がかかります。

なお、視点は異なりますが、クレアールのテキストはクレアールが提唱する「非常識合格法」に沿って合格に必要な重要論点のみをまとめた薄いテキストが特徴です。

フルカラー、標準付属の視点で順位付けをすると次表のようになります。

順位通信講座名テキスト点数化
1位フォーサイトフルカラー5点
2位診断士ゼミナール(レボ)フルカラー4点
3位クレアールモノクロ4点
4位スタディングモノクロ3点
(表:テキストがフルカラー、標準付属について)

<問題集>

クレアールの過去問
(右側がクレアールの過去問題集)

中小企業診断士の受験対策として、過去問題が重要しているのは各社共通でそれぞれ工夫をこらしています。

過去問題が過去何年分収められているかの視点で見ると、断トツに多いのがクレアールで過去18年分の問題を集め論点別に整理し、重要度ランクがつけられています。

次に多いのがレボの診断ゼミナールで過去7年分、スタディングは過去4年分が集められています。

フォーサイトの過去問は何年分なのか明文化されていませんが、過去問題集は全21冊となっていますのでそれなりの年数分はあるかと思います。

過去問の量の多さについて順位づけすると下表のようになります。

順位通信講座名過去問の量点数化
1位クレアール過去18年分5点
2位診断士ゼミナール(レボ)過去7年分4点
3位フォーサイト不明、全21冊4点
4位スタディング過去4年分3点
(表:過去問の量の多さについて)

<講義動画>

フォーサイトの講義動画
(フォーサイト)の講義動画例

講義動画とか講義映像と呼ばれるものは、理解を促進するために各社ともあります。

内容的にはテキストを補完するものであり、優劣がつけにくいところですが、動画を供給する方式に違いがあります。

Webにより動画を見る方法には、YouTubeのように見るストリーミング方式と一旦ダウンロードしてから見るダウンロード方式があります。

それぞれ一長一短がありどちらが便利かは、使う側の通信条件によります。

自宅ではWi-Fiがつながるところが多いかと思いますが、スマホは通信量で契約している方が結構いらしゃるのではないでしょうか。

通勤時間帯にストリーミング方式で講義動画を毎日視聴するとなると、数ギガの料金プランでは厳しく、定額プランでないと安心して利用できません。

講義動画をダウンロードできるのは、診断士ゼミナールとフォーサイトで、ストリーミング方式をとっているのはスタディング、フォーサイト、クレアールです。

フォーサイトは、ストリーミング方式でもダウンロード方式でも両方使えます。

スマホの通信容量が少なく、料金節約のためプラン変更をしたくないという方は診断士ゼミナールかフォーサイトが選択肢となります。

一方、移動時間の学習のためスマホの料金プランを対応できる容量に変更してもよい方はどの会社の講義動画でも視聴できます。

講義動画は、講師との相性もありこれは感性に関わることでもあるので、講義動画の点数化は控えておきます。

コストパフォーマンスがいい

コストパフォーマンスが優れている

<コスト>

中小企業診断士の通信講座は、大手予備校や通信講座に特化している会社が開講しているものなど全部で13社ほどあり、講座費用は大きく20~30万円、5~9万円、そして両極の中間的存在の10~19万円の3つに分けることができます。

もちろん、講座費用が高いほど優れた通信講座であるということはありません。

講座費用が高いものを選ぶときは、売りとなっているサービス品質がどこにあるかを見極め、それが自分に合っているかを良く考える必要があります。

・講座費用:20~30万円

LEC東京リーガルマインド、TAC、資格の大原など

・講座費用:10~19万円

クレアール

・講座費用:5~9万円

レボ、スタディング、フォーサイト

この記事で評価する4社について費用が安い順に並べると下表のようになります。

順位通信講座名価格点数化
1位スタディング59,400円(税込み)5点
2位診断士ゼミナール(レボ)59,780円(税込み)4点
3位フォーサイト63,800円(税込み)*4点
4位クレアール147,000円(税込み)3点
(表:コストについて)

*フォーサイトについては、別途送料が必要となります(サイト参照)。

<特筆すべきサービスの充実度>

コストパフォーマンスを評価するには、コストに対してサービスが充実しているかということになりますので、各社の特筆すべきサービスの充実度を整理していきます。

診断士ゼミナール:

診断士ゼミナールでは、3年間無料延長制度があるのが大きなサービスポイントです。

いろいろ頑張ったが1次試験しか合格しなかった場合でも1年分の料金で最新の講座を3年間受講できるという素晴らしい制度があります。

3年間無料延長制度

また、条件を満たせば合格した方には最大30,000円のお祝い金もでます。

更に、メールでの質問は無料で何回でもできるというすごいサービスがあります。

スタディング:

スタディングの特筆すべきサービスとしては、合格お祝い金制度があります。

こちらは、条件を満たせば合格した方には10,000円のお祝い金がでます。

また、学習の効果を上げるための学習手法として、学習マップやロジックマップを活用していますが、人によっては向き不向きもあるかもしれません。

フォーサイト:

フォーサイトの道場破り

フォーサイトのサービスで特筆すべきなのは、独自のインターネット学習システム(登録商標「道場破り」)です。

専用のアプリをインストールすれば、学習スケジュールの作成から始まって、好きな場所・時間に講義が受けられます。

講義動画も講義専用のハイビジョンスタジオで収録されているので、きれいな映像で学習できます。

さらに、素晴らしいところは、一定範囲の学習を終えたら確認テストに挑戦でき定着度をチェックできます。

また、学習期間中は回数の制限はあるのものの無料で学習に関する質問ができるのもよいところです。

その他にもフォローシステムとして、受験生サポートブロブ、講師ブログ、フォローメルマガなどもあり充実した学習システムといえます。

フォーサイトには以前2次試験対策のコースがなかったのですが、2021年度から次試験対策のコースが新設されましたので、今後期待ができます。

なので、どこの中小企業診断士講座を選んでも1次試験と2次試験も含めて一貫して学習することができます。

クレアール:

非常識合格法

クレアールの中小企業診断士の通信講座で特筆すべきことは「非常識合格法」という独自の学習システムです。

講座費用はやや高めの設定ですが、学習範囲を絞り合格点である60点を取れるように効率的に学びます。

受験勉強の時間があまり取れないが、最短で合格を目指していきたい人向きといえます。

指導歴49年の蓄積された経験を活かしテキストや過去問題集などの内容は、一級品といえます。

また、クレアールは通学講座と通信講座の中間を狙う通信講座をコンセプトと
しているので、資格取得後のサポートが充実しています。

例えば、資格更新に必要な研修、独立の支援、交流会などのサポートを無料で受けることができます。

特筆すべきサービスの充実度とコストを加味して、コストパフォーマンスに通じるものを点数化すると次のようになります。

順位通信講座名特筆すべきサービス点数化
1位診断士ゼミナール(レボ)3年間無料延長制度、質問無制限等5点
2位クレアール非常識合格法による効率的学習、テキスト・過去問秀逸4点
3位スタディング学習マップ、ロジックマップによる効果的学習等3点
4位フォーサイト独自の学習システム「道場破り」等3点
(表:特筆すべきサービスについて)

講師陣が優れている

通信講座の講師

中小企業診断士通信講座の講師は、各社とも中小企業診断士の資格を持っている方で長年指導を行ってきたベテランの方が担当しています。

中でも、講師陣の層が厚いのはクレアールで、1科目1講師専任主義を取っていて、全部で9人の講師がいます。

このような体制で教えているところは、ここしかありません。

診断士ゼミナールの主任講師は松永さんという方で、中小企業診断士の資格取得後、大手予備校で教鞭をとりその後独立して本講座を開設したベテランです。

スタディングの主任講師は、KIYOラーニングの創業者であり代表取締役の綾部さんです。

創業当時能力を最大限に引き出す学習方法を研究し、その方法をもとに最初に開講したのが中小診断士通信講座であるとのこと。

フォーサイトの中小企業診断士通信講座の講師は、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持っているベテラン黒澤佳子さんです。

分かり易い、ていねいな講義です。

以上が各会社の講師陣の概要です。

講師については、相性の問題があるのでどの通信講座にするか決めるときは、サンプル講義動画を見ることをおすすめします。

なので、点数化も控えておきます。

移動時間や待ち時間でも利用できる教材

各社の通信講座とも移動時間や待ち時間でも利用できる教材となっています。

移動時間や待ち時間などに学習するには、スマホやタブレットで視聴することになりますが、配信方法にはダウンロード方式とストリーミング方式があり、講座によって方式が異なることは既に述べました。

ここでは、細切れ時間にいかに利用しやすいように工夫されているかの視点でみていきたいと思います。

診断士ゼミナールでは、ダウンロードした講義動画を2倍速でも見ることができるようになっています。

スタディングでは、すき間時間でも学習できるように1講座30程度になっているので、移動時間内に見切るように編集されています。

もちろん、2倍速でも見ることができますし、音声講座も付属しているのでドライブ中などでも学習できます。

フォーサイトでは、独自のオンライン学習システムである「道場破り」のアプリが無料で使えます。

「道場破り」では、単に講義動画が見られるだけでなく、学習スケジュールの作成、ゲーム感覚でできる確認テスト、質問メールの送信などができるようになっています。

また、音声のダウンロードも可能になっています。

クレアールでは、すきま時間に学びやすいように講義動画は論点別講義として細分化され、1回につき60分(最大80分)で完結する内容になっています。

通勤時間がそんなに長くない方にとっては、1回につき60分の講義は長いかもしれませんね。

細切れ時間にいかに利用しやすいように工夫されているかの視点で点数化すると次のようになります。

順位通信講座名すきま時間対応点数化
1位スタディング1講義30分に編集5点
2位クレアール1講義60分(最大80分)4点
3位フォーサイト専用アプリで複数の機能3点
4位診断士ゼミナール2倍速再生3点
(表:すきま時間対応について)

●中小企業診断士通信講座の比較まとめ

中小企業診断士の合格を目指す

以上のように各通信講座にはそれぞれ特徴があり、比較する評価項目によって順位も入れ替わることが分かります。

選ぶ場合には、この項目だけは優先させたいとか、全体的にバランスがとれているものがよいなど個々によっても違ってきます。

いままでの、点数化をまとめたものが下表となります。

会社名 テキスト 過去問 価格 特筆すべきサービス すきま時間対応 総得点
診断士ゼミナール 4 4 4 5 3 20
スタディング 3 3 5 4 5 20
クレアール 3 5 3 4 4 19
フォーサイト 5 4 3 3 3 18
(表:中小企業診断士通信講座4社の評価点のまとめ)

総得点で一番点数が多かった通信講座は、20点でレボの診断ゼミナールとスタディングです。

両者は同点です。

スタディングの通信講座は、全体的にバランスがとれていて、診断士ゼミナールの通信講座はコストパフォーマンスが高いということができると思います。

クレアールの場合は、受講者が教材の内容に何を求めるかでコストパフォーマンスがいいと感じる方とそうでもないと感じる方がいるかもしれません。

結果として、私がおすすめするのはやはりレボの診断士ゼミナールです。

コストパフォーマンスと3年間無料延長制度などのサービスが充実しているのが魅力です。

中小企業診断士の資格試験に合格して、自分のやりたかった道で新たな活動を始めませんか!

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